今週は、あいがけ。
ひとつは「四万十ポークと山椒のカレー」(高知県/右手奥)、もうひとつは「29種の焙煎スパイスでじっくり煮込んだ国産ビーフの熟成トマトカレー」(石川県/左手前)。
実は、南から順にいくと、石川県より先に紹介しなくちゃいけないのがあったんですが、ちょっとミスっちゃいました。ついでにいうと「29種類のトマト、すごっ」と思い、購入したんですが、29種類はスパイスでしたね。もう、早とちりが過ぎる。
しかし、この熟成トマトカレー。只者ではありませんでした。きっと美味いだろうと予想はしていましたが、その予想をはるかに越える美味しさ。ご当地カレー史上、一、二を争う絶品カレー。ここに至るまでの勘違いや早とちりも全てこの超絶美味なるカレーに出会わせるための神様のいたずらだったのでは、と思うくらい。
スパイスの辛さとトマトがうみだす旨味のバランスが絶妙でした。ほんとにそのギリギリのところを攻めてる感じがして、だからというわけではありませんが、辛さがジーンと残るようなことはありません。だから、もしかすると辛いの苦手な方もいけるかもしれません。
黒いカレーは裏切りません。もしかしたら、トマトが入ったカレーも裏切らないかもしれません。そんなことも思ってしまう、トマトの素晴らしい働きっぷりでした。
ひとつ申し訳なかったのが、これと四万十のカレーを組み合わせてしまったこと。四万十の山椒カレーも和風でスッキリした味わいは魅力的だったのですが、どうしてもこの黒く、濃いカレーと一緒に食べると、淡泊な印象に・・・。これは組み合わせたこちらの問題。ごめんなさい。
しかし、トマト。すごかった。写真も、思いっきり、黒光してますね。キラキラ。良い出会いでした。
通算494回目の金曜日はカレー曜日でした!みなさん良い週末を。ごきげんよう。