米国が誇る名門オーケストラ、ボストン交響楽団は僕にとって、ちょっと特別で憧れの存在です。
小澤征爾さんが音楽監督だった時代、1989年の冬。ボストン交響楽団は札幌にやってきました。千載一遇のチャンス。でもチケットが高額で断念。英雄の生涯、聴きたかった。
それから約10年たった1997年、夢がかないます。ボストンを訪れる機会に恵まれ、本拠地シンフォニーホールで生のボストン響を聴くことができました(指揮者はベルナルト・ハイティンク)
その後、ボストン響は何度か東京を訪れてくれていますが、スケジュール合わないなどで再会かなわず。音楽監督も変わり、いまはアンドリス・ネルソンスさんがそのポジションにいます。
先々週ボストン響はひさしぶりに来日し、各地で演奏を行っていきました。TwitterやFacebookを読むと、小澤さん時代とはかなり違う音色を響かせるオーケストラになった様子。録音を聴いていても、それは顕著に感じます。特に金管楽器がまえにでるようになり、全体的に煌びやかな音楽を奏でるようになったようです。
そんなボストン交響楽団を率いているネルソンスさんが、今晩、長野県松本でサイトウキネンオーケストラを指揮します。曲目は因縁のマーラー交響曲第9番。この曲は小澤さんが最後にボストン響定期で指揮した曲であり、かつネルソンスさんが初めてボストン響を指揮したときの演目なのです。
今夜の演奏会の様子は、きっとどこかで聴ける(見れる?)と期待して、今夜(とあす)の演奏会の成功を祈っているところです。
通算454回目の金曜日はカレー曜日。今日はNISHIKIYA KITCHENのプレミアムカレー、牛ホホ肉のグリルカレー。芳醇な香り、そして味わい。まさにプレミアム。なんかすごいカレーでした。
みなさん、良い週末を。ごきげんよう。